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声のトーンで好印象に!使い分けるコツ ~使い方・ビジネス~|話し方教室VOAT

2019.12.10

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皆さんが普段会話をしている時の声のトーン、高い声や低い声など、意識して話していますか?このトーンを使い分けることで印象が全く変わってきます。今回はそんな声のトーンに関して取り上げ、ビジネス等に活かしてみて下さい。

 

  • ■声の「トーン」とは?

声の「トーン」とは「音の高低」。話すスピード、テンポ、声の大きさ、声の上げ下げなどのことです。

 

・職場など、仕事に関わる時には低めの声。

・電話に出る時は、明るめの声。

・デートの時は、少し甘えた声。

・友達といるときは、はしゃいだ声。

・家族といるときは、自分が楽に出せる声。

 

など、普段私たちは無意識に声のトーンを使い分けています。

 

  • ■声のトーンで印象は変わる

  • (1)高い声

基本的に高い声というのは『明るさ』や『元気さ』もしくは『若さ』などを感じさせるトーンで、お相手の方に爽やかな印象を与えます。例えば、商品の説明が高い声でされている場合、聞いていらっしゃる相手の方はその商品に対して明るい印象や軽やかな印象、もしくは若々しい印象を受けます。相手の方にそういった印象を感じてほしいときは、高い声で話すといいでしょう。しかし、高い声にも欠点はあります。というのも、高い声は明るさや若さ、軽やかな印象を与えるという特徴があるので、高さが行き過ぎてしまうと、『騒々しい』『頼りない』『軽薄』といった印象に変わってしまいます。わかりやすいのは、安田大サーカスのクロちゃんなんかがそうです。最近良くドッキリ関係のテレビに出るお笑い芸人の方ですが、彼の声は男性とは思えないほど高く、それが可愛らしいという人もいますが、どちらかといえば軽薄で騒々しい感じに聞こえてしまいます。そんな声の高い人にとって、注意する点は『話す速さ』です。実は声の高さと同様に話す速度もまた、早ければ早いほど、若さや明るさ、そして軽快さを感じさせるものですので、声の高い人の早口は行き過ぎて逆効果になってしまいます。普段よりもより騒々しかったり軽薄に感じられてしまいます。自分の声が高いという自覚をお持ちの方は、電話口ではゆっくりと話すことを心掛けてください。それだけで、相手に与える印象は大きく変わり、電話相手にも明るく爽やかな印象だけを与えることができるでしょう。

 

  • (2)低い声

低い声が相手に与える印象といえば、やはり安定感です。少し具体的に言うと、『信頼感』『信用』『慎重さ』などと言った、いわゆる成熟した大人のイメージに当てはまるような印象を持ってもらえます。これは、身体が成長して大きくなるほどに、声が低くなることに由来するのかもしれません。また男性に限って言えば、男性らしい耳障りの良い声というイメージで想像するのは間違いなく低い声で、人気の声優さんや俳優さんにも低くて渋い声の方は多いと思います。

信用が必要な職業や、信頼性を担保したい場合には最適です。これがよく分かるのが政治家です。国会での答弁や記者会見などで、重々しく低い声で話す人はとても信頼の置けるイメージですが、逆の場合だとどこか軽薄さを感じてしまう瞬間があります。声の低さは、大人っぽさと言い換えていいかもしれません。しかし、低い声にも欠点があります。それは、普通に話しているときもそうなのですが、電話の場合は特に聞き取りにくくなってしまうという点です。電話は機械に向かって話すので、どうしても声がこもりやすくなってしまいます。そうなると、低い声ほどボソボソと聞き取りにくく、また、聞き取りにくい低い声は「暗さ」や「やる気の無さ」「消極性」を感じさせてしまうことにもなります。そこで気をつけたいのが、はっきりとした「発音」です。大事なことは、低い声の場合ははっきりと聞こえないことがすべての原因です。できるだけハキハキと、滑舌良く話していけば、声のトーンが低くても相手に暗いイメージや消極性を感じさせず、また聞き取りやすいのでイライラさせることもありません。そしてもう一つ気をつけたいのが、「明るさ」です。声が低いと、落ち着きを感じさせるのですが、それは反面感情の起伏を感じないという意味でもありますので、相手にとっては暗い印象になります。不機嫌であったり怒っているように感じさせてしまうこともあります。特に電話は顔が見えないので、話す内容や声の大きさで、感情をきちんと表すとより良くなるでしょう。

 

  • ■相手や場面に合わせた声のトーンで好印象に

 

  • (1)電話ではファ・ソの音階をイメージして声を出す

電話を通した声は、実際よりも低めに聞こえるという特徴があります。低いトーンの声は、相手に威圧感やマイナスのイメージを与えてしまうことがあるので、電話では意識して高めの声を出しましょう。「ファ」「ソ」の音階をイメージすると、ちょうどいい高さになると言われています。

 

  • (2)信頼感を与えたいときは、声を体の中に響かせてゆっくり話す

顧客からの電話やクレーム対応をするときには、声を体の中に響かせるようなイメージで、丸みのある声を意識しましょう。そして、一語ずつゆっくりと落ち着いて話すことも大切。ゆったりとしたあたたかな声は、相手に安心感を与えます。対面の場合は、やや低めのトーンで話すのも効果的です。

 

  • (3)会議やプレゼンの場では、遠くまで声を届けるように意識する

プレゼンや会議など、緊張しがちな場面では肩に力が入って、ボソボソとした低い声になりやすいもの。意識して背筋を伸ばし、声を遠くまで届けるように発声しましょう。まっすぐ通る声は自信を感じさせます。

 

  • (4)挨拶は、深呼吸をして高いトーンで発声する

人の印象は出会って数秒で決まります。だからこそ、第一声の挨拶がとても肝心!声を出す前に深呼吸して姿勢を整え、少し高いトーンで明るい声を出しましょう。電話口で挨拶をする場合も同様です。

 

 

 

 

 

  • ■ビジネスでは必須!仕事に差がつく使い分け

 

  • (1)電話応対

声のトーンは明るく高めにすると、相手にも聞き取りやすくなります。

また、明るい声が受話器の向こうから聞こえてくると、活気のある会社という印象を持ってもらえますし、安心感を与え、会話をスムーズにすることができます。元気のない低いトーンの声が聞こえてくると、不景気な会社という印象を与えてしまいますし、丁寧に応対されていないと感じられてしまいます。相手の気持ちもトーンダウンしますので、その後の用件にも良い影響は与えません。とくに、電話に出た最初の声が第一印象につながります。電話に出るときの「〇〇社でございます」という最初のひと言を元気で明るく、高めのトーンの声を意識して応対しましょう。

 

  • (2)営業

対面の営業時のトーンは電話対応と違って明るく高めにすると、怪しまれたりこの会社大丈夫かなと思われたりします。元気があるのも良いですが、それより落ち着いていて誠実さや話しやすさを感じさせるような、低くもなく高くもないトーンを心掛けると良いでしょう。クライアント側もこの人なら安心して頼めるという印象を与えることが必要です。

 

  • (3)会議

低い声は大人の象徴です。大人からイメージするものは「安定と余裕」。会議では、相手を納得させたり、同意させたりすべき場面が多くあります。声のトーンを一段下げることを意識すると、安定感が出ますのでぜひ意識してください。ただし、低いトーンは声が小さいとボソボソとして何を言っているか聞こえなくなりがちです。トーンと同時に声の大きさにも注意してください。

 

  • ■声のトーンを上げる練習方法

・「ソ」のトーンで声を出す

試しに、「ドレミファソ〜」と歌ってみてください。普段どの音で「おはようございます」「おつかれさまです」などの挨拶をしているか、明るい声を出したいなら、「ソ」の音に合わせて言葉を発してみてください。

『ソ』の音は人が嬉しい、楽しいといったポジティブな感情になったときに発する音。そのトーンの声を自分で聞いていると、脳が自然と『何か嬉しいこと、楽しいことがあったんだな』と思い込み、気持ちまで引っ張られて明るい気分になれるそうです。小声で「ドレミファソ〜」と歌い、その流れで「ソ」の音で発声します。ただ、日頃「ソ」の音で話していないと、常に「ソ」の音を出し続けるのは大変です。そこで毎朝自宅で「ドレミファソ〜」と歌った後、「ソ」の音で「おはようございます」など、挨拶の言葉を練習すること。最初は「いつもとトーンが違いすぎる……」と戸惑うかもしれませんが、「ソ」のトーンで話すだけで、びっくりするくらい明るくはつらつとした声になります。

 

・口のあけ方と腹式発声を意識。「あ・い・う・え・お」の発音

自分が普段どんなふうに話しているかを客観的に見てみると、口があまりあいていないと気づきます。普段私たちは想像以上に、口や口周りの筋肉をほとんど動かさずに話しています。口を大きく開けて、“笑顔の口”でハキハキと話すようにすると、声・見た目の印象共に明るくなります。音がこもっていない、クリアな声で母音を発声できていたら、口周りの筋肉を使えていて、口が大きくあいているといえます。口が大きくあいていない、あきづらいと感じたら、口をあけるトレーニング(口の体操)を毎朝5セットほどやってみましょう。

 

1)首や肩、全身の力を抜く(立っていても座っていても◯)

2)口を目いっぱいあけて、「あ・い・う・え・お」と発音していく。一つひとつ丁寧に、口の形を意識しながら発音し、ひとつの音を完璧に出した後、次の音へと進む

 

「あ・い・う・え・お」それぞれで、口のあけ方がまったく違います。以下を参考に口をあけて、発音してみましょう。

 

【あ】口の四隅いっぱいに広げる。上の前歯が見えていると、より人を惹きつけやすくなる(白く潤いのあるもの<ここでは前歯>を見せると好印象)

 

【い】口を横いっぱいに引く

 

【う】唇をすぼめて突き出す。口のひらきが小さいため、音量までも小さくなりがち。とくに意識して腹式発声を

 

【え】横一文字に引いて口角を上げる。口の形が逆三角形になるようにする。実は一番難しい音

 

【お】縦長の楕円形になるよう唇を広げる。「う」と同じような形になりやすいので、縦にしっかり開ける

 

どんな言葉も母音+子音でできています。「ソ」のトーンで「あ・い・う・え・お」をクリアに発音できたら、明るくハキハキとした話し方になり、印象が変わるでしょう。

■声のトーンと話し方で分かる相手の心理

(1)高くて早口

『焦りや緊張感を伝える』

早口な人は、相手に”急いでいる”印象を与えます。

女性の人は早口になりがちです。それに疲れる男性は、”緊張感”を受け取り疲れているのかも。

 

(2)高くて明瞭

『自信や誠実さが伝わる』

面白い話やお得情報などを友達に話すとき。

伝わりやすいように、声を張って的確に話そうとします。

それが自然に伝われば、あなたの誠実さや自信を相手は感じ取ります。

 

(3)低くて暗い

『自信のなさが伝わる』

「暗い=元気がない」

相手にネガティブな印象を与えます。特に男性は声が低い分、気をつけなければいけません。

 

(4)低くてゆっくり

『安心や冷静さが伝わる』

モテる会話でよく言われる「ゆっくり話すこと」。

それがこのこと。つまり落ち着いて話せている状態。

相手に頼りになる印象を与えます。大人の色気にもつながる話し方です。

 

■トーンを下げた方がいい?好意を示す声

好意を持った相手と会話をするとき、あなたはどこから相手の感情を読み取っていますか? 最も頼りになるのは、目から入る情報、つまり「表情」ですが、実際に顔を合わせていない場合には活用できません。そんなときには、相手の声から表情を読み取ってみましょう。

 

  • (1)声のトーンが上がる場合 (女性)

男性、女性共に、好きな人の前では声に変化が起こる。これは傍から見て注意深く聞いていれば簡単に判別できます。女性は好意を持っている男性の前では声がワントーン以上あがる傾向が強い。ねこなで声だとかぶりっ子だとか言われるこの高くて可愛らしい声ですが、実は男性の本能は この声を聞くとつい反応して興味を示してしまうのだという。男性の前で可愛い子ぶるぶりっ子はいつの時代も老若男女問わず 女性に敵視されるものです。それは実はその声、しぐさや態度が男性からモテる要素、理由だと女性が本能的に知っているからです。 男性は女性特有の高い声を聞くと、守ってあげたい保護欲求や、支配、征服したい独占欲が出てくるように脳がプログラムされています。高い声は、男性には持ち合わせていない女性の象徴でありアピールポイントのひとつです。それを駆使されればついつい男心が揺れ動いてしまうのも無理はないのです。

 

(2)声のトーンが下がる場合 (男性)

男性が好きな女性の前に出ると、やたらお喋りになって自慢話をするようになったり、逆にシャイボーイなど恋愛経験が少なく女性が苦手なタイプ、誠実な人の場合は、顔を俯けたまままったく喋らなくなったり声が小さくうわずったりとぎれとぎれになってしまうこともあります。男性の場合も女性と同じで声のトーンに変化が起きることがありますが、それは上下どちらにも変化しうる。 女性は男性の低くて重く渋い声を魅力的だと感じやすい。だから男性は好きな人の前だと声が低くなることがあります。ただ、緊張していると、早口になったり声が甲高くなる事もあります。

 

■声のトーンを下げた時の話し方

トーンの低い声は、言葉に重みが加わり、説得力が出やすくなります。また落ち着いた印象も与え、言葉を聞きやすくなる特徴もあります。ニュースキャスターがニュースを読み上げるとき、いつもより声のトーンを下げて話をしているのも同じ理由です。トーンを下げることで言葉に重みがついて、大切なことを真面目に話している印象に変わります。

 

・ゆっくり

・丁寧に

・ハキハキ

・ジェスチャーを交えて

・抑揚を付けて

 

あなたが普段高い声で話しているなら、大事な場面では上記のことを注意し、声のトーンを下げて話をしてみましょう。もちろん大げさにトーンを下げるのではなく、わずかに下げる程度で十分です。説得力のある響きに聞こえ、相手を魅了しやすくなるでしょう。

 

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