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2019年08月16日

意味を理解して美しい日本語を話そう【話し方教室 VOAT】

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今回は、「意味を理解して美しい日本語を話そう」をテーマに,みなさんが普段何気なく発している日本語を取り上げ話し方を学んでいこうと思います。

■ カワイイ!キレイ!だけじゃない美しい表現を知ろう

「キレイ」や「カワイイ」だけではなく、日本語にはたくさんの美しい表現があります。様々な場面で表現を使いこなせれば、美しく格好がいい大人なコミュニケーションができます。

1. 仕草や佇まいを表す美しい言葉

「淑やか(しとやか)」
常にもの静かで上品で、慎み深い様子を表します。淑女の「淑」の字が入っていることからも分かるように、落ち着きと余裕のあるイメージ。

「たおやか」
姿・形・動作がしなやかで優しく、でもしっかりと大地に根を張っている様子を表します。決してかよわいだけではなく、困難に打ち勝つ芯の強さを兼ね備えた表現。

「端麗(たんれい)」
「端」は 形がきちんと整っていることを意味し、すらりと無駄のない麗しさを表します。「容姿端麗」という言い方をよくしますが、この場合、どこから見ても美しく垢抜けているという意味になります。

「優姿(やさすがた)」
読んで字のごとく「優しい姿」を指す言葉です。性質や言動が穏やかで、優しさにあふれた女性に対して使います。

2. 控えめな感じの良さを表す言葉

「清楚(せいそ)」
シンプルで清潔感のある容姿に加え、ふるまいが謙虚で 慎ましいこと。自分から強く主張することはないけれど、丁寧な身のこなしで周りに好印象を与えます。

「楚々(そそ)」
可憐で美しい様子を表し、主に若い女性に対して使います。同じ漢字を繰り返すことで語調を整え、意味合いを強調した表現です。



「奥床しい(おくゆかしい)」
態度や仕草が控えめであまり目立たないのに、なぜか気になる存在。
しみじみとした深みと気品を持ち、もっと心の奥まで知りたいと思わされてしまいます。

「婉容(えんよう)」
言動が落ち着いていて好ましい印象を与えること。また姿や身のこなしが穏やかで、顔つきが素直であることも含まれます。



3. 格調の高い美しい言葉

「麗しい(うるわしい)」
ただ見た目が整っているだけでなく、周りが感銘を受けるほど、精神的に豊かで気高い美しさのこと。



「美美しい(びびしい)」
美の字を2回繰り返していることからも分かるように、美しいのさらに上をいく美しさ。華やかでかつきらびやかで、目が眩むほどの美しさ。



「艶やか(あでやか)」
上品な美しさの中に、セクシーさも兼ね備えた妖艶な表現。男性にとっては「高嶺の花」的な存在です。「つややか」という読み方もありますが、女性に対しては「あでやか」と使います。

「優雅(ゆうが)」
華やかさと気品を備えた、いわゆる「雲の上の存在」。ゆったりと雅やかな身のこなしで、周りからの視線を自然と集めてしまいます。

■ 海外には存在しない日本語の言い回し

日本文化が海外に広まるにつれて、日本語の中には海外で同じ発音や表現で利用されている単語が増えています。たとえば、「漫画(英: Manga)」、「すきやき(英: Sukiyaki)」など。日本語単語の中でも海外には存在しない日本独特の言い回しをここでは取り上げたいと思います。

・森林浴 (英: Shinrin-Yoku)
森の中に入り、すがすがしい空気にひたる様子ですが、この単語もなかなか英語では訳しづらいと思います。



・渋い (英: Shibui)
華やかでなく落ち着いた趣など、いい意味での「渋い」という単語。雰囲気を表現する言葉は、なかなか英語では訳しにくいものです。



・忘れ物 (英: Wasuremono)
日本では当たり前のように使われている言葉。うっかりして物を置いてきた様子を表す「忘れ物」。単語で表すことができるのも日本語らしさ。



・居留守 (英: Irusu)
家にいながら、不在をよそおう「居留守」。あまり海外では見かけないシーンなのかもしれません。

・よいしょ (英: Yoisho)
思いものを持ち上げるときや、疲れて椅子に座ろうとしたときなどに、意味もなく発する言葉。



・生きがい (英: Ikigai)
生きていくはりあいや喜びを表しますが、海外ではなかなかうまく訳することができません。



・真面目 (英: Majime)
英語でもEarnestと表すことができますが、 真心のあることや、誠実であるという感情まで表現できるのは、日本語だけです。
  
 

・微妙 (英: Bimyou)
否定的な気分を遠回りに言う、「微妙(ビミョー)」という単語。日本語の日常のくだけた卑俗な表現に用いられる語に近いかもしれません。

・引きこもり (英: Hikikomori)
長期間にわたり自宅や自室にこもり、社会的な活動に参加しない状態が続くことを指し、これは世界中で問題視されており、現在英語圏でも実際に使われ始めています。

■ 響きの美しい単語

日本には美しい言葉はたくさんあります。ここではそんな響きの美しい単語を少しご紹介させて頂きます。



・静謐(せいひつ)
静かで落ち着いていること



・玉響(たまゆら)
その状態が、ほんの短い間のことだった事を表す



・水面(みなも)
水の表面を表す言葉

・花筏(はないかだ)
水面に桜の花が散ったのを、筏に見立てた表現

・風薫る(かぜかおる)
新緑の香りを運ぶ、さわやかな南風

・花吹雪(はなふぶき)
外国人が一番きれいだと思う日本語「花吹雪」

・うたかた
水面に浮かぶ泡?(あわ)?。はかなく消えやすいもののたとえ



・青時雨(あおしぐれ)
冬の季語「時雨」に青葉の「青」を付して
初夏の表情をだした言葉

・すがた
姿、人物が服を着たところをやや離れて見た様子



・花氷(はなごおり)
夏に室内を涼しくするために立てる氷。中に花や金、魚を封じ込めてある

・あこがれ
あこ(魂)が体からかれて(離れて)
思いを寄せる人のところに言ってしまうこと



■ 言葉を会話に!本の世界から学ぼう

ここまで美しい言葉や響きの良い日本語を取り上げてきましたが、話すときにこういった言葉が使いこなせれば、格好いい大人に感じますよね。ですが初めはなかなか会話にこのような言葉を盛り込んでいくことは難しいと思います。では会話に取り入れていくためには日頃からどういったことを心掛けていけば良いのでしょうか。


一番効果が良いとされているのが本から学ぶということです。小説や文学史など本には様々な美しい日本語が使われています。そこからどういった時に使われる言葉なのか、どういった情景が浮かぶ言葉なのか、正しい意味を理解して知識を吸収しましょう。やはり言葉の知識が無ければ会話に取り込むことが出来ません。また、その言葉を使う普段のシチュエーションもイメージしておくことが良いでしょう。イメージしておくことでいざそういった場面になったとき、聞き手の間などに不自然さを与えることなく素敵な格好いいコミュニケーションが取れることでしょう。まずは本の世界から美しい日本語をたくさん知ることから始めてみて下さい。


 ?終わりに
普段私たちが何気なく使用している日本語の中にも美しい言葉がたくさんあるのがわかって頂けたと思います。今一度日本語に目を向け、奥深さを感じ、また一段上がった気品ある話し方に挑戦してみては如何でしょうか。

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