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夏といえば怖い話!ゾッとさせる話し方のコツ【話し方教室 VOAT】

2019.08.08

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みなさん、最近暑い日が続いていますがようやく夏の季節がやって参りました。夏といえば様々なトピックがありますが、今回は怖い話の話し方について取り上げたいと思います。これから怖い話をする機会がある方は是非参考にしてみて下さい。

■ やっぱり雰囲気は大事

やっぱり怖い話は雰囲気・環境が大事です。友達同士で集まって怪談話をするなら尚更です。お菓子をワイワイ食べながら明るい部屋で怪談話なんてしたら怖くもないですよね。ここでは怖い話をする際に必要な雰囲気や環境をご紹介します。

?夜が基本

怖い話なので、時間帯の基本は夜ですよね。明るい時間帯や場所では盛り上がりに欠けてしまいます。真夜中でも良いですし、薄暗くなったころを狙っても良いかもしれません。

?暗い場所

怖い話をする場所は暗い場所を選びましょう。様々な場所で行う方もいますが、手軽に集まれるのは集まる中の誰かの部屋です。照明等でも好みに出来ますし、外で行うことに比べて周囲の住民から口をはさまれる心配がないのでおススメです。より恐怖感を感じたい方は、神社や墓地などを話の場所に選ぶことも良いでしょう。

?小物

怖い話の中に出てきそうな小物をさり気なく置いておくと、リアルタイムで恐怖を感じることが出来ます。中でも怖いのは、人形や鏡、ぬいぐるみなどがおススメです。ありきたりだと思うかもしれませんが、そのありきたりな小物があるからこそ怪談話を聞いた時に更に恐怖を感じるはずです。

?照明

照明は大切な雰囲気作りの一つです。明るくしては怖さが半減してしまうので、おススメなのはろうそくの明かりで怪談話の雰囲気を作りましょう。程よく炎が揺れたり、たまに衝撃で消えてしまうこともあるので、恐怖感が増して良いと思いますが、ただ、火は火事の元になるので使わないようにしましょう。今ではロウソクに似せたライトも売っているのでそういったものでも良いかもしれません。

?BGM

怪談を話す場に、怖い雰囲気のBGMを流しておきます。無音よりも心理的に怖さが増します。音量を大きくし過ぎると、話し手の声が聞き取りづらくなるので、適度な音量調整が必要です(※BGMに関しては無いほうが話に集中できます)。

■ 聞き手に「イメージ」を持たせよう

とても大切なことは聞き手にその光景をイメージさせることです。まるで自分がそこにいるかのようにイメージできてこそ感情移入がすることができます。その必要なポイントをここでは紹介します。

(1) いつの話しなのか

昔話でもあるようにいつの話かわかればイメージが最初に湧いてくると思います。「あれは僕が17歳の頃」「1987年の夏」といったように「いつ」をしっかり入れてあげると聞き手はイメージがしやすくなります。

(2) 登場人物とその役割

登場人物の役割をハッキリさせることで、聞き手が「この人は何かあるな」といった緊張感を与えることができたり、話の矛盾をなくしたり、話の展開を期待させる効果があります。

(3) 場所は詳しく

情景等イメージを持たせるために場所は詳しく話すことが良いでしょう。
明確にすることでより聞き手はイメージをさらに膨らませるようになります。「廃墟になったホテル」というより「山奥に今は誰も寄り付かない廃墟になったホテル」といったように様々なイメージを連想させる言葉を入れてみましょう。

(4) 動作や五感

登場人物の動作や五感を感じるフレーズ等も怖い話をする上でとても大切です。「そーっと、ドアを開けると」より「そーっと、震えた右手でドアを開けると」といったように動作の情景を詳しくイメージできるような言葉を入れ込んで上げると良いでしょう。

■ ゾッとさせる話し方のコツ

怖さを倍増させるためのテクニックとして上記は話の組み立てだったり、雰囲気作りだったりを紹介させて頂きましたが、やはり怖さを左右する一番は話し手になります。ここでは話し方のコツを取り上げたいと思います。

(1) 始めは小声でゆっくりと

はじめは小声でゆっくり話すことにより聞き手は耳を傾けようとします。ゆっくり話すことによりイメージする時間を聞き手に与えることができるのです。

(2) 緊迫感MAX!徐々に早口に

話が進むにつれてトーンも上がり早口にしましょう。聞き手は最後のオチになるにつれて心拍数が上がり緊迫感が高まってきます。それに拍車をかけるように口調を早くしていきましょう。

(3) 効果音にも抑揚をつける

効果音は大げさに言うと怖さが更に膨れ上がります。ドアを叩く音やガラスが割れる音など、その時の音は大げさにすると良いでしょう。情景に合わせてドアを開ける音などは静かに言う場合も作り、抑揚をつけることによって更に怖い話を盛り上げてくれるはずです。

(4) 説明口調からセリフ口調に

クライマックスになるにつれて説明口調からセリフ口調に変えることであたかも自分が体験している気持ちになり、その話により引き込まれるでしょう。また全てが説明口調になってしまうと聞き手は飽きてしまい怖さも半減ということにもなり兼ねません。メリハリがある流れを作るように心掛けましょう。

■ 怖い話をする注意点

(1) 話が嘘くさい

「自分の体験談として話す」ときに、事故や事件レベルの内容であれば、嘘くさい印象を与えてしまいます。「気がついたら車が大破していて...」「血まみれの人が何人も倒れていて...」など極端な展開を実体験として披露すると、「通報しなかったの?」「事件になったの?」などと聞き手に聞かれる可能性があります。怪談話は「現象が起きた(※物損や人的被害はなく、あとで元に戻る一時的な現象)」「心霊体験をした(※本人にしか分からない感覚的な現象)」などのように「他人には分からない(調べようがない)体験談」にしましょう。

(2) 盗作騒動が起こる

怖い話を披露すると、聞き手の誰かがインターネットで検索をして元ネタを探す可能性があります。他人の怪談話(所有・著作物)に許可を得ずに、あたかも自分の話として披露してバレてしまった場合、指摘・批判される恐れがあります。怪談話はオリジナルの話を披露するか、もしくは前もって話の所有者・著作者に許可を取ったり、元ネタがあることを告知しておきましょう。

(3) パニックを起こす

聞き手が女性や子供だった場合は、他人に同調しやすく、話の最中で突然驚かせたり、ヒステリックなキャラクターを演じると、パニックを起こす恐れがあります。性別や年齢に合わせて話を調節しましょう。

(4) 話し手のイメージと合わない

ごく普通の日常を送っている人が、友達に対して実体験の怪談話を披露すると、人物像に怖いイメージが無いので嘘くさい印象を与えてしまいます。
怖い話は「普段会わない人(普段の生活や人間性を知られていない)」「見た目が怪しい(暗くて怖い印象に見えたり、癖のある顔立ち・ファッション・メイクで迫力がある)」「職業が非科学的だったり、死や魂に関わる仕事をしている(霊能力者や住職など、非科学的な活動・体験が日常という印象を持たれる)」「普段から怪談話をすることが多い(それだけ特殊な人物と思われる)」などの条件があった人に話すほうが怖さも伝わります。

(5) 大声で迷惑がかかる

聞き手を脅かして大声や悲鳴を出させると、周辺に迷惑がかかる可能性があります。周辺の事情や時間帯を考慮しましょう。

(6) 風評被害が起こる

実在する地名や建物名、人物名などを話に盛り込むと、悪いイメージが付いたうえ、今ではネット社会なので口コミで広がる恐れがあります。
場合によっては業務妨害罪や名誉棄損罪などで訴えられる恐れがあります。実在する名前を使う際は、「某○○」やイニシャル、仮名)などを使いましょう。

 ?終わりに
如何でしたでしょうか?今回は怖い話の話し方を取り上げて見ました。これから夏本格シーズンですので一つのイベントとして取り入れ、是非役立てていただければと思います。

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